先週土曜日（７月３０日）のランチタイムにリーダーから頂いた句集「大花野」（ワイナリー会員で、この句集を執筆された小山さんから「皆さんに」と頂いたそうです）

次の日の朝食の後に妻に見せたところ、「そういえばさっきＥテレの俳句の番組（たまたついていたのですが）で句を紹介していたよ！」

５日の再放送を録画し、先ほどチェックしたところ、確かに、この句集の中の

「あなたのは」とばかり訊く妻さくらんぼ

が紹介されていました。

２０１２年に奥さんが認知症を発症され、現在は施設に入っておられるようですが、１０年間介護する中で「右往左往の様を綴ったもの（本人談）」とのこと。友人のご両親など認知症が身近なことになってきていますので、全三十六句、一つ一つが胸に響きます。

小山さんは小学校の校長先生を務められた方ですが、俳句の会に参加されるなどご自身で詠まれるだけでなく、子ども達への俳句教育に現在も取り組まれ、著書も多数。

Facebookでも毎日のように句を投稿されていますので、俳句に関心のある方はぜひ立ち寄ってみては如何でしょう？

さて、紹介された「さくらんぼ」の句、「さくらんぼ」だからこそ可愛らしさ可憐さがでるのであって、リンゴやミカンじゃだめなんだろうなーと思ったところ、解説でもそのようなことをおっしゃっていて、自分にも俳句心のカケラくらいはあるのかなーと自己満足しております( 笑）