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出かけて行って楽しい、千葉など様々なまちの、わくわくするような「場所」「取組み」「もの」「体験」などを紹介します。

かっぱ橋道具まつり つづき


「かっぱ橋道具まつり」の続きです。
 河野 俊郎さんの写真
「かっぱ橋道具街」と、「かっぱ」が名前に入っているというだけあって、街の中心にすっくと立っている河童の河太郎以外にも、店のマスコットだったり、ゆるキャラだったり。また、浅草方面へ向かう道の途中にも。


河野 俊郎さんの写真

かっぱ小町とかっぱ河太郎。ぐんまちゃんとも仲良しです

河野 俊郎さんの写真

ところで、合羽橋の名前の由来には、2つの説。
1つめは、その昔伊予新谷の城主の下屋敷があり、小身の侍や足軽が内職で作った雨合羽を、天気の良い日に近くの橋にズラリと干していたという、「雨合羽」説。...
もう1つは、今から約180年前に、合羽川太郎(本名合羽屋喜八)が、この辺りが少しの雨ですぐ洪水になってしまうのを見かね、私財を投げ出して掘割工事を始めものの、なかなか捗らない。その工事の様子を見ていた隅田川の河童達が夜な夜な工事を手伝ったということから。
※以上、かっぱ橋道具街のページより
http://www.kappabashi.or.jp/home/history.html


河童が川の工事をした、あるいは、橋をかけたという話は結構あちこちにあるそうです。
その理由の一つ。工事をするには幕府の許可が必要でしたが、悠長に「お役所仕事」を待っているわけにはいかないと、密かに工事を行い、誰も罰せられないように「かっぱの仕業です」と報告したとか。こんな理由で丸く収まっていた時代が羨ましい?


妖怪は、こんなことや、子どもたちのしつけ(危ないところに近づかないように河童が出ると脅かす)、また、人間が過剰な恐怖にとらわれるのを防ぐ(真っ暗な夜道は怖いものですが、簡単な呪いを唱えれば、妖怪が退散して大丈夫など)など、様々な役割を持っており、世の中に不安なことがある限りは、いなくなることはないんでしょうね。


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