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出かけて行って楽しい、千葉など様々なまちの、わくわくするような「場所」「取組み」「もの」「体験」などを紹介します。

道具は選ぶもの

もしかすると、マラソン大会の後、いつも膝が痛くなるという方の参考になるかもしれないので(自分自身がそうでした)
10キロまでだとそうでもないのですが、ハーフマラソンを走るとそれから一週間くらい膝が痛くて、特に階段を降りるのが大変という状況でした。
2012年3月に初めてフルマラソンを走るにあたり、途中で痛くなって完走できないのではと不安になり、2012年の年末に3代目のシューズを神保町の某スポーツショップに買いにいきました。

その時の店員さんがマラソンを走る方で、また、膝を痛めたこともあるということで、様々な測定をしながら、真剣にシューズを選んでいただけました。
これまで普通の靴と同じサイズを買っていたのですが(その店の店員さんは何もおっしゃらなかったですし)、「0.5cm~1.0cm大きくないとだめですよ。けるとき靴が曲がるでしょ」。なるほど、確かに。また、大きくするおかげで紐を結ぶ部分が足の甲をしっかり覆うようになるので、紐が甲にあたって痛い(人より甲高なので)問題も解消しました。

そして何より重要だったのが「中敷き」。写真のオレンジのものです。
これを強く勧められました。「こんなの入れたら違和感がありそう」と思ったのですが、「あなたは土踏まずのアーチが弱いので疲れてくるとアーチが潰れて足が左右にゆれます。それで膝が痛くなるんです」
 
ほんとにそうかなあと思いつつ「試してみるか」と。
そして、1月のハーフでデビューさせたところ、なんと、次の日にまったく痛くないのです。

それ以降も膝のトラブルがなくなり、3月のフル、無事完走できました。

そしてその2年後、4代目のシューズが欲しくなり(3代目はそろそろ練習用にと)、同じ店へ行き、「同じ店員さんはいないかなあ」と探したところ、いましたいました。

店員さんも気づいたみたいで、その後のレース結果をしばらく話したところ「前のシューズが進化して少し軽くなったバージョンもあるけど、それくらいのタイムで走れるなら、やや固めだけどこちらの方がスピードが出て良いかも」
進められたのがこちらです。

どちらも良いなと思ったのですが、後者の「メーカーが箱根駅伝の某チームと一緒に開発した」との「売り」に、権威に流されやすい私としては抵抗するすべもなく(笑)

それから現時点までこちらを愛用していますが、地面からの反応がしっかりしていて、しっかり走れる感じです。練習時間が減少していて、スピードをアップするまでいたっていないのが悲しいですが。
ただし、地面からの反応が強いですので、膝の周辺の筋肉を鍛えておく必要があるかもしれません。

練習はもちろん大事ですが、道具を選ぶことも大事だと実感しているところです。
こんな経験、レース後に膝が痛くて困っている方の参考になれば幸いです。

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