忍者ブログ
出かけて行って楽しい、千葉など様々なまちの、わくわくするような「場所」「取組み」「もの」「体験」などを紹介します。

バンクーバーの朝日


正月休みに見たい映画の一つ。1900年代初頭のカナダに暮らす日系人が、過酷な環境にあえぎながらも野球チームを結成、戦術やひたむきさでやがて白人に認められていくさまを実話を基に描くドラマです。


昨日のフジテレビで、キャストの妻夫木聡と亀梨和也が映画の舞台をたどるとともに、当時の選手と対面するという番組「バンクーバーの朝日 歴史の波間に消えた真実の物語」が放送されました。


夢を抱いて渡ったカナダで待ち受けていたのは低賃金と過酷な労働、そして人種差別。希望の光は「朝日」という野球チーム。そのひたむきなプレーにカナダ人たちもいつか熱狂していく。...
しかし喜びもつかの間、そこに待ち受けていたのは太平洋戦争の開戦。敵国の国民ということで、財産は没収、冬には零下30度以下になる収容所に戦前戦後と5年間も収容され。
しかしやはり野球が心の支えとなり、監視のカナダ人とも心を通じていく...


元選手の妻夫木さんたちへの語り口はいたって静かで、でもそれが逆に当時の悲惨さと、スポーツが人種を超えて共通のコトバであることを切々と訴えかけてくる、心に残る番組でした。これは是非とも映画を観ないと。


移住というと南米の話はよく耳にしますが、カナダへ渡った人たちがこんなに苦労していたとは。映画はいろいろなことを教えてくれます。


それにしても、戦争のとき、如何に敵国の出身者とはいえ、1900年代初頭から住み働いていた人たちに、財産を没収し、劣悪な環境の収容所に押し込むなんてことが許されるのか...と大きな疑問がわいたところです。それが戦争ということでしょうか。


http://www.vancouver-asahi.jp/


もっと見る
正月休みに見たい映画の一つ。1900年代初頭のカナダに暮らす日系人が、過酷な環境にあえぎながらも野球チームを結成、戦術やひたむきさでやがて白人に認められていくさまを実話を基に描くドラマです。<br /><br />昨日のフジテレビで、キャストの妻夫木聡と亀梨和也が映画の舞台をたどるとともに、当時の選手と対面するという番組「バンクーバーの朝日 歴史の波間に消えた真実の物語」が放送されました。<br /><br />夢を抱いて渡ったカナダで待ち受けていたのは低賃金と過酷な労働、そして人種差別。希望の光は「朝日」という野球チーム。そのひたむきなプレーにカナダ人たちもいつか熱狂していく。<br />しかし喜びもつかの間、そこに待ち受けていたのは太平洋戦争の開戦。敵国の国民ということで、財産は没収、冬には零下30度以下になる収容所に戦前戦後と5年間も収容され。<br />しかしやはり野球が心の支えとなり、監視のカナダ人とも心を通じていく...<br /><br />元選手の妻夫木さんたちへの語り口はいたって静かで、でもそれが逆に当時の悲惨さと、スポーツが人種を超えて共通のコトバであることを切々と訴えかけてくる、心に残る番組でした。これは是非とも映画を観ないと。<br /><br />移住というと南米の話はよく耳にしますが、カナダへ渡った人たちがこんなに苦労していたとは。映画はいろいろなことを教えてくれます。<br /><br />それにしても、戦争のとき、如何に敵国の出身者とはいえ、1900年代初頭から住み働いていた人たちに、財産を没収し、劣悪な環境の収容所に押し込むなんてことが許されるのか...と大きな疑問がわいたところです。それが戦争ということでしょうか。<br /><br />http://www.vancouver-asahi.jp/

拍手[0回]

PR