実は新しかった「商店街」 街づくりを学ぶ 2014年09月07日 「商店街はなぜ滅びるのか」刺激的なタイトルに惹かれ、読んでいます。商店街というと門前町など、遥か昔から存在している古いものというイメージを持っていましたが、第1次大戦後、農村部から都市部へと家族で流れ出る人々が、零細小売業者として都市で働き始める中で生じた様々な問題の解決策として生まれたこと。また、当時の小売業の最新型だった「百貨店」「協同組合」「公設市場」の要素を取り入れたハイブリッドな形態であったこと。そして、当時の商業学者たちは、この最新型の小売モデルを全国に広げようとして、行政担当者などと連携して様々な施策を打っていた。などなど、まだ途中段階ですが、とても興味深い内容です。 そして、その最新型だったはずの商店街が、如何に崩壊していったか(家族での営業という閉鎖性、既得権益、コンビニの問題などが取り上げられているようです)、また、 新しい「商店街」理念も、後半で語られるようなので、楽しみです。 [0回]PR